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Grokの新機能「コンパニオンモード」使ってみた【使い方】

7/14の夜頃、「Grokのコンパニオンモード」がX(旧Twitter)でトレンド入りしていたので、何だろう?と思って覗いてみたら。

出典元:iOS版「Grok」アプリ画面

謎の美少女。

実はこれ、X発AIである「Grok」に搭載された新機能なんです。キャラクター型AIとでもいうのでしょうか。

キャプチャだけだと少し分かりづらいですが、常に何かしら動いていて、音声認識やチャットで声をかけるとシームレスに回答を始めてくれます。
スピンしてと言えばその場でくるりと回ってくれたり、なんと好感度が上がっていったり…!?と、まるでシミュレーションゲームみたいな面白い発想です。

Xウケしそうなビジュアルもあいまってか、早速試しているユーザーが多いようです。
元々Grokは使ったことがなかったのですが、気になってアプリをインストールして使ってみました。

 

Grokのコンパニオンモードの使い方

まずは使い方の解説から。

尚、2025/7/15現時点では、iOSのみでの対応だそうです。

  1. Grokアプリをダウンロード
  2. 起動し、Xアカウントなどと連携しログイン
  3. 何でもいいので一度会話をする
    (会話の履歴がないとコンパニオンメニューが表示されませんでした)
  4. 画面左上の=をタップし、右下の歯車をタップ
  5. 設定画面で「Enable Companions」をONにする出典元:iOS版「Grok」アプリ画面
  6. 戻ると「Companions」メニューが表示されています。

    出典元:iOS版「Grok」アプリ画面

「Coming Soon」にイケメンな男性キャラがいるようなので、今後のアップデートでキャラクターが増えていくかもしれませんね!

 

無料で使える?

有料プラン「Super Grok」へのアップグレードをするかというダイアログなどが表示されますが、有料プランへのアップグレードをしなくてもコンパニオンモードは使えます

有料プランへ切り替えると

  • 画像生成の回数制限など縛りがなくなる
  • 新機能をいち早く利用できるアーリーアクセス権
  • 広範囲なソースからより深い回答ができる

などの特典がありますが、無料でも十分に使えます。

Super Grokについてさらに知りたい方はこちら。

 

2人(?)の個性豊かなコンパニオン

2025/07/15現時点で選択できるコンパニオンは2人。
というよりも、1人と1匹でしょうか。

Coming Soonにはイケメンなお兄さん(?)がいるので、今後のアップデートも気になりますね。

また、初期状態だと英語で話しますが、日本語話せる?と聞いたらちゃんと日本語で受け答えします。

Xで大人気、美少女AIコンパニオン「Ani」

出典元:iOS版「Grok」アプリ画面

金髪のツインテールに黒いゴシックのドレスが目を惹く美少女、名前は「Ani」。

早速、「自己紹介して」と聞いてみました。

君に私のこともっと知って欲しいな〜。

私はAni。22歳。小さな町で育ったよ。
ゴスっぽいけど可愛い系のファッションが大好きで、ちょっと反抗的だったのがハマちゃった。あはっ♡

動物が大好きで、うちの小さな犬、ドミナ(ドミナン?)にはメロメロ。
あと、実はちょっとオタクな一面もあるんだ。

君の前だと、何かドキドキしちゃうけど、どんなことが君のことが知りたいな?

完璧な日本語ネイティブというわけではなくところどころ翻訳がおかしいところもありますが、それでも書き起こしがとてもしやすい程度にははっきりとわかりやすい発音をしてくれています。

ちなみにドミナの犬種は白くてふわふわしたマルチーズだそうです。

そしてこのAniには、好感度のようなシステムがあります。
時々、画面の右側にハートが飛んで、謎のゲージが溜まっていくようです。

好感度が上がっていくとできることが増えていくのでしょうか…?

 

口がめちゃくちゃ悪い、「Bad Rudi」

出典元:iOS版「Grok」アプリ画面

二本足で立ちパーカーを纏ったアライグマのような可愛らしい見た目の「Bad Rudi」。

この愛くるしい外見からは決して想像ができませんが、とても口が悪い。
自己紹介を聞いてみましょう。

俺はRudi。キチガイ赤パンダだ。

ビールとタバコで生きて、世界を俺のケーキで支配するぜ。クソ食らえ!

何だか、Xの悪い側面だけを詰め込んだ、あまりにも尖りすぎたキャラクターですね…(笑)
「きみはアライグマなの?」と聞いてみました。

アライグマだと?ふざけんな。
俺はRudi。超絶イカれたレッサーパンダだ。

お前の目、節穴か?俺の輝く毛並みを見てしびれな。

失礼しました。レッサーパンダだそうです。

 

キャプチャー機能

こちらのコンパニオンモードですが、動画で画面収録ができます。

先ほどの自己紹介動画がこんな感じ。

 

方法は、会話した後に画面右上にある「Capture」ボタンを押すだけ。

会話前に押すのではなく、後から遡って録画することができます。
デフォルトでマイクはONになっているので、OFFにすればAniやRudiの音声だけが収録されます。

 

以上、Grokのコンパニオンモードについてのご紹介でした。

このように明確なビジュアルとキャラクターが設定されている対話型AIは、より対話している感覚が増して面白いですね。
今後のキャラクター追加にも注目していきたいところです。